日本一の大河を行く!利根川散策で見つける感動の風景

関東平野を潤す母なる川

坂東太郎と呼ばれる利根川の魅力

日本3大暴れ川の一つとして知られる利根川は、古くから「坂東太郎」の愛称で親しまれてきました。全長322キロメートルを誇る日本一の大河は、関東平野の生命線として、人々の暮らしと密接に結びついています。

利根川散策絵図を片手に歩けば、江戸時代に行われた大規模な東遷事業の痕跡を今でも見ることができます。かつては江戸を水害から守るため、流路を東京湾から銚子へと付け替える大工事が行われ、この事業により現在の姿となりました。

川沿いには、舟運で栄えた河岸(かし)跡や河川交通の要所となった渡し場跡が点在し、往時の賑わいを偲ばせます。また、堤防上からは雄大な水面と、その両岸に広がる豊かな田園風景を一望することができ、心が洗われる思いがします。

四季折々の表情を見せる利根川。春には河川敷に咲く菜の花、夏には水面に映る夕陽、秋には渡り鳥の飛来、冬には澄み切った空気の中での散策と、一年を通じて様々な魅力に出会えます。

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